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問題 | 解答▲ | 出題数 | 習得度 | 苦手度 |
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例の心なしの、かかるわざをして、さいなまるるこそ、いとこころづきなけれ | いつものうっかりものがこのようないたずらをしてしかられるのはほんとうにきにいらない | - | - | - |
すべて世にふることかひなく、あぢきなき心地いとするころなり | およそこのよにいきていることがむえきでつまらないきもちがするこのごろである | - | - | - |
御前にて申すはかたはらいたきことには候へども | おんまえでもうしあげるのははずかしいことではございますが | - | - | - |
こころづきなきことあらむ折は、なかなかその由をも言ひてむ | きにいらないことがあるようなときはかえってそのりゆうをいってしまったほうがよい | - | - | - |
はしたなきもの、こと人を呼ぶに、われぞとてさし出でたる | きまりがわるいものといえばべつのひとをよんだのにじぶんだとおもってでしゃばったとき | - | - | - |
「やさしう申したるものかな」とて | けなげにもうしあげたものだなといって | - | - | - |
そしり笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎてたしなむ人 | けなされわらわれてもはずかしがらずにへいぜんとしておしとおしてはげむひと | - | - | - |
斎宮の、野宮におはします有様こそ、やさしくおもしろきことの限りとはおぼえしか | さいぐうがのみやにいらっしゃるようすはゆうがでおもむきぶかいことこのうえもないとおもわれた | - | - | - |
やうやう天(あめ)の下にもあぢきなう、人のもて悩みぐさになりて | しだいにせけんでもにがにがしくおもいひとびとのなやみのたねになって | - | - | - |
ほど経て見るは、はづかしからぬかは | しばらくときがたってからあうのはきがひけないでいるだろうかいやひけるにちがいない | - | - | - |
我が歌を、人に語りて、人のほめなどしたる由いふも、かたはらいたし | じぶんのうたをひとにひろうしてひとがほめたことなどをいうのもみぐるしい | - | - | - |
いと寒きに、火などいそぎおこして、炭もてわたるもいとつきづきし | たいそうさむいときにひなどいそいでおこしてすみをもっていくのもじつににつかわしい | - | - | - |
この頃の御気色を見奉る上人・女房などはかたはらいたしと | ちかごろのごようすをはいけんしているてんしょうびとやにょうぼうたちはみぐるしいと | - | - | - |
年寄るまで石清水を拝まざりければ、こころうくおぼえて | としをとるまでいわしみずはちまんぐうにさんけいしなかったのでなさけないとおもわれて | - | - | - |
などかなのめなる事だにうちまじりたまはざりけむ | どうしてへいぼんなところさえまじっていらっしゃらなかったのだろう | - | - | - |
錦の直垂を御免ありけるとぞ聞こえし | にしきのひたたれのちゃくようをおゆるしになったというひょうばんである | - | - | - |
昔、男、つれなかりける女に言ひやりける | むかしおとこがれいたんだったおんなにうたをよみおくった | - | - | - |
なほ顔いとにくげならむ人はこころうし | やはりかおがとてもにくらしげなじょせいはいやだ | - | - | - |
世をなのめに書き流したることばのにくきこそ | よのなかをいいかげんにかきながしたことばのにくらしいことよ | - | - | - |
はづかしき人の、歌の本末問ひたるに、ふとおぼえたる、われながらうれし | りっぱなひとがうたのかみのくやしものくをたづねたときにすぐにおもいだしたのはわれながらうれしい | - | - | - |
竜胆のうらみ深く咲きたるあたりもつきづきし | りんどうのはながかなしみふかくさいているあたりもふさわしい | - | - | - |
隔てなく慣れぬる人も | わけへだてなくしたしんだひとでも | - | - | - |
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